戌の日参りに行ってきた
戌の日があるなんて、知らなかったよ。
戌の日、何それ?
妊娠管理アプリは「ルナルナベビー」を使っているのですが、週数とかを確認するとき、ところどころ、カレンダーに犬の足跡マークがついているのを発見しました。
何だろう?とは思っていたものの、飾りかなと思って気にせずにいたのですが、どうやらあれが戌の日らしく。
そしていろいろ情報を診ていると、妊娠5ヶ月の始めの戌の日に、安産祈願を行う行事があるそうで。それが戌の日。
ほうほう。
…私日ごろからこういう行事の時思うんです…、普段何もお供えとかしてないのにこんなときだけ神様に頼っていいのだろうか、と。
やらなくてもいいかな、と思ってた
「戌の日参り」は昔からの風習。
そりゃ、昔は医療も発達していなくて、子どもがどうなるかわからない時代で、神様に頼りたくなる気持ちもわかります。
私もそのころの時代の人だったらすがっていたかもしれません。
でも、今はどうなんだろ…しきたりだからやるって…。(冷たいですよね…)
お布施?っていうんですかね?
お金を払わないといけないし…。
この行事、いる?
なんか、ベビービジネスみたいになってない?
しなくていい行事なのでは?って思って、スルーしようとしてました。
でも、しました。
なぜかって?
実母の圧です。
義両親の方は、どっちでもいいんじゃない?って感じでした。
「戌の日、いつなの?」
「お参りしないと!」
「私の時もしたわよ!」
「さらしを準備しておかないと!」
そんなに信心深い人だったけな?
もちろん「しない」ってつっぱねることも脳裏によぎりましたが、そっちの方がめんどくさそうで…。
(もしも子どもに何かあったら「ほら、戌の日参り行かなかったから!」とか言われそう…)
穏便に済むならやっておこうかな、という、とつもなく消極的な理由で戌の日参りに臨むことになりました。
どこでする?
「やる」と決めてしまったからには、段取りを進めていかなければなりません。
ネットで「戌の日参り 〇〇(地域名)」で調べてみました。
グーグルマップに出てきたのは2件。
(え、少ないって?通常運転ですよ)
この辺はあっさり、口コミがいい方、あとホームページの印象でぱぱっと決めました。
(選択肢が少ないのはいいこともある)
準備したもの
ここでしよう、と決めたところに電話して必要なものを聞きました。
腹帯が必要だと。
自分で持参してもいいし、こちらで用意もできますよ、とのことでしたが自分で用意していった方が経済的によさそう、ということで準備することに。
あと、言われなかったけど初穂料がいるんでしょうね。
(こういうの、言ってほしい…)
ということで準備を。
初穂料の方は、それっぽい封筒を買って筆ペンで名前とか書いて、5,000円ほど包みました。(相場わからないけどこれくらい、ってネットで見たのにならいました)
あと、腹帯。
これは迷った。西松屋に行ったらいっぱい種類あるんですもの。
ただ、「ザ・妊婦帯」みたいな一反木綿みたいな白いさらしは自分で巻けないような気がして。
さらしは買っても巻くことはないでしょ、と夫とも意見合致。
買うなら、実用性のあるものを、ということで腹巻きタイプを選びました。
確か、800円くらい。
値段のお手軽さも魅力的でした。
本当に使うかどうかは置いておいて、とりあえずこの値段ならいいかな、と。
当日
時間通りに到着しました。
ちなみに、両親も義両親も遠方なので、夫婦2人で行きました。
初穂料と腹巻を渡して、申し込み用紙に記入しました。
名前と、住所と、電話番号。
室内のお堂みたいなところに通されて、祈願が始まりました。
びっくりしたのは、太鼓をどこどこ鳴らすこと。
お腹に響く…。
まだお腹が目立つころでもなかったけど、振動に合わせてドコドコ揺れるお腹に「これが胎動みたいな感じなのかな」と思っていました。
20分くらい太鼓の時間だったかな。
で、祈願みたいなコーナーがあって、全体で40分程度でした。
他の人はいなくて、私たちだけで貸し切り状態でした。
田舎ですからね。
ちなみに、渡した腹帯はお供えされて祈願を受けたのですが、何かに包んで持って行くか包装紙のまま持って行った方がいいかもしれない。
一度買った状態の包装紙から出して、包み直して紙袋に入れて持って行ったのですが、紙袋からは出された状態でお供えされていました。
もし紙袋に直接入れていたら、丸だしでお供えされていたかもしれません…。
ということで、こんな感じで戌の日参りを終えました。
思ったのと違うな、と思ったのは、太鼓コーナーがあったことと、住職さん?のありがたいお話コーナーがなかったこと。
まぁ、それぞれやり方があるんでしょうね。
とりあえず無事に終えてよかったです。