マタニティグッズもベビーグッズも、最低限のお買い物で済ませたい
最低限で暮らしたい。
ミニマリストではないけれど
私は決して節約家とか、ミニマリストってわけではありません。
服は減らせど減らせど出てくるし、本は溜まりに溜まるし、食後のおやつは欠かせない。
生活において「これって必要なくない?」って思うものって意外とあふれてます。
ただ、決して裕福な家庭ってわけでもないので、必要なものはその都度吟味して買っているつもりです。
本当にいらないものは本当にいらないと思うし、買っても使わない、なんてことはできれば避けたい。
ただ、いるのかいらないのか分からない未知の世界のものに関しては、本当に迷ってしまいますし、買ってしまいそうになる時があります。
いるものといらないものの区別ができない
ネットや雑誌を見ていると、「出産準備リスト」が出てきます。
個人のSNSを見ていると、「買ってよかったもの」などの体験談も出てきます。
妊娠も出産も子育ても初めてのことなので、あらゆる情報が大事な見逃せない情報のような気がしてつい目を通してしまいます。
自分だけの問題ではない、ってこともあるかもしれません。
独身のときだったら、買って「いらなかったな」ってなっても買わなくて「買えばよかった」ってなっても困るのは自分だけです。
でも、今は家族が関係してくる。夫もそうだし、赤ちゃんだってそう。
家族に迷惑はかけたくないし、せっかく買うならいいものを選んで喜んでほしい。
だから余計に「何がいるの?いらないの?」って惑わされて、いらないものまで買ってしまいそうになります。
冷静になるためにしたこと
「何を買えばいいかわからない」と思って、結構沼にはまってしまいました。
未だに抜け切れていない感はありますが、なるべく惑わされないように心がけていることを以下に挙げています。
①あらゆる情報は「広告」だと心得る
たとえば、ベビーグッズのお店でもらえる「出産準備グッズリスト」。
最初は「ありがたい…!」と思って参考にしていたのですが、だんだん「あれ?」と思うようになりました。
というのも、商品ごとに必要度に応じた★マークがついているのですが、ほとんどのグッズが★マックス。(★5がマックスだったらほぼすべて★5で、★1のグッズはほとんど見当たりませんでした)
結局全部いるのかな…?と思ったのですが、いやいや、待て待て、と。
これの発行元はグッズ販売店。
商品を買ってもらわないと意味がないわけですよね。
もちろん、「妊婦さんのために」という意図も多少はあると思うのですが、本来の目的は「グッズを買ってもらうこと」のはず。
それなら、たとえ「これはいらないのでは」と思っていたとしても★1をつけるのは憚られるはず。
だったら、このまま情報を鵜呑みにするのは危険だと思いました。
雑誌の情報も同じく。
大きく記載されている商品やまるまる1ページ使った広告の品物には、莫大な宣伝費がかけられているはず。
本当に必要というよりは「買ってほしい」意図の方がウエイトが高いはずです。
あと、ネットの情報も。
ネット上には、いわゆる「アフィリエイト」案件がたくさんあります。(記事に商品リンクを貼って、それを読者がクリックしたり購入したりすることで報酬を得る方法)本当にいいものだから、と紹介している記事もあれば、高報酬狙いだったり企業側からのお願いで書いている記事もあります。(どの意図があるのかはなかなか見分けられませんが…)
情報の意図が、必ずしも「妊婦に本当に必要なものの提供」であるとは限らないんですよね。
もちろん、そういった情報が絶対的に悪いわけではありません。
物を売る、っていうのは商売の1つだと思いますし、本当にそれを買ってよかった、っていう人も中にはいるでしょうから。
ただ、100%大丈夫だ、と思って信じてしまうと危ないのではないかと思います。
情報は一種の広告であることを念頭に置いて、その上でいろいろ見比べたり吟味したりして「本当にこのグッズはいるのか」を考えたいなと思いました。
ちなみに、私がよく参考にしているのは〇〇省とか自治体から発行されているものです。
公的なもの、って言うんですかね?
一般企業や個人よりは利害関係がないような気がして、迷ったらその辺を参考にしています。
(でもあくまでも参考に、です)
②代替できるものはないか考える
たとえば「母子手帳ケース」。
これ、結構「必須!」って言われているケースが多いです。
ネットか何かの情報で「いります!」って書いてあったのを見て、その時とっさに「いや、いらないでしょ」と思ったのを覚えています。
要するに、母子手帳とか補助券が1つにまとまっていればいいんでしょ?
それならクリアケースで十分なのでは?
他にも、書類を整理するためのケースって、家に結構あるし。
わざわざ「専用」にしなくてもいいのでは。
そんなふうに思いました。
「マザーズバッグ」とかもそんな感じ。
要するに、大きめのかばんがあればいいんでしょう?
そのグッズは何のためにあるのか。
その役割はそのグッズにしかできないのか。
何か代わりになるものはないかを探すと、案外あるものです。
すぐに「あれがいるらしい」「これもいるらしい」となるのではなくて、「本当に?」とちょっと立ち止まって考えてみるようにしています。